2016年6月19日日曜日

【教育】小学校におけるプログラミング教育のあり方

小学校におけるプログラミング教育について有識者会議のまとめが公表されました。

「コーディングを覚えること」との誤解がある為、「プログラミング的思考」を育むことが目的であり、特定の技術や個別のプログラミング言語を見に付けることが目的ではないと定義したそうです。

昨今の企業ベースのプログラミング教育が先を走り過ぎている為、誤解が広がったと思われます。

プログラミング教育が2020年度に必修化とされたことで、これをチャンスと考えた企業が煽っている現状が伺えます。利益と市場の確保が優先ですから、義務教育と懸け離れても仕方がありません。

ゲームのような子供が興味を持つ実践的なことだけを有料でサービスし、それによる悪影響の後始末や依存症などの面倒くさいことは学校に任せるスタンスでしょう。

残念ながら企業のサービスは教育とは言えません。むしろ反対の位置に居ます。

繰り返しになりますが企業が煽っているだけです。

自分は親として、まずちゃんと読み書き、言葉遣い、マナー、その他の教育をした上で論理的思考の教育を考えます。

また、課題としてICT環境の整備、教材の開発と教員研修、指導体制の充実や社会との連携・協働が必要となっています。

この時点で簡単に考え過ぎだと思います。

ホントに2020年度に間に合うのでしょうか?なんて思う人程、企業の煽りに利用されてしまうのかもしれませんね。